Raspberry Piの起動SDカードを準備する
公開日:
電子工作 | Raspberry Pi
先日入手したRaspberry PiでLinuxを起動する為のSDカードを準備します。
Raspberry Pi用にOS書き込み済みのSDカードが売られていたりして、そちらの購入も考えたのですが、勉強の為にも自分でOS書き込みに挑戦することにしました。
結果として、とても簡単なことなので、割高なOS書き込み済みSDカードは買わなくて良かったなぁと・・・
Win32DiskImager
Raspberry Pi用の起動SDカードを作るには、OSのイメージデータをSDカードに書き込む作業が必要で、イメージデータの書き込みには、Windowsの場合 Win32DiskImagerと言うアプリを使って書き込むのが良いらしい。
単純にWindowsのエクスプローラでコピーしただけでは起動されません。
使い方は簡単、イメージファイルと書き込み先のドライブを指定して、Writeボタンを押すだけ。
書き込み完了までは数分かかる。
Raspbian
とりあえず起動SDカードにはRaspbianを利用します。
Raspbianのイメージは、公式のサイトからダウンロードします。
http://www.raspberrypi.org/downloads
今回利用したのは、
2013-09-25-wheezy-raspbian.zip
このRaspbianを書き込むには容量4GB以上のSDカードが必要です。
少し前の解説書等を見ると2GB以上と書かれている場合があるけど、バージョンが変わって容量が増えたのかな?
SDカード
今回僕はSanDisk 8GB Class4のカードと、Victor 4GB Class4のカードの2枚をRaspberry Pi用に用意しました。
大阪日本橋で2枚あわせて1000円程度で買いました。
汎用性を考えてmicroSDカード+変換アダプターで使うことにしたのですが、この変換アダプターにちょっと問題が有りまして・・・
起動SDカードを作って、それをRaspberry Piに挿して、いざ通電・・・しても、一向に起動されないのです。
繋いだモニター画面も真っ暗なまま。本体のインジケータもPWRが光ってるだけ。(ちなみに正常に起動する時は、ACTの緑LEDがチカチカします)
初めての起動時にこんな状態だったので、かなり焦りましたが、どうも変換アダプターとの相性が悪かったみたいです。
他のアダプターに差し替えて試してみると難なく起動できました。めでたしめでたし。
家にあった変換アダプター全部試してみた結果、SanDiskのアダプターのみ使えませんでした。なんでやねん!
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