AVDの起動が遅い その3
以前購入した、アンドロイドの開発本「Google Android アプリ開発ガイド」によると、
起動が完了するまでに数分間掛かる場合は、マシン・スペックが低すぎると考えた方がよいです。
(Google Android アプリ開発ガイド p27より)
と書かれているのを見て、意を決してPCを新調しました。
新調したのは、
CPU:Core 2 Quad Q8400 (2.66GHz, L2=2x2M Cache, FSB1333, 95W)
メモリ:DDRII 800 2G
マザー:MSI G41TM-E43
な、感じなのですが、
結果、劇的に起動が早くなりました!!
この構成で、初回起動で30秒以内・次回以降20秒以内と言う速度で起動してくれます。(しかし、時々、起動に失敗するのは変わらず・・・)
通常のアプリなら、これでは遅い方だと思いますが・・・でも、今まで5分以上かかっていた起動時間が、ここまで短縮できれば大満足です。
おまけに、AVDの動作もスムースで、実機並に操作ができる程。
今までのPCでは、画面をタッチ(クリック)しても、AVDが反応するのに数秒かかっていて、画面をスクロールさせるのも一苦労でした。 独特の画面を弾いてスクロールさせるなんて、とても出来る状態では無かったものが、実機と同じように出来ました。
結局のところ、古いPCではAVDを使った開発は出来ないと言うことですね。
AVDの起動の遅さに困っている方は、パソコン買い換えが一番の解決方法のようです。
DualコアとQuadコア
AVDの起動中のタスクマネージャを見ていると、どうやらコアは1個しか使われていないようです。
起動中に限らず、AVD操作中も同じような感じでした。
複数コアで動作させる方法があるのかどうかは分かりませんが、これを見る限り、QuadコアよりもDualコアでクロック数が高い方が良かったようです(Androidの開発だけを考えるなら)。
僕は、Core 2 Quad Q8400 を選んだのですが、同価格帯のCore 2 Duo E8400の方がよかったのでしょう。
Core 2 Quad Q8400 (2.66GHz, L2=2x2M Cache, FSB1333, 95W)
Core 2 Duo E8400(3.00GHz , 6M, FSB1333 ,TDP65W, 45nm) E0(SLB9J)
同じような値段で、クロック数・L2キャッシュ・消費電力がE8400の方が上。Q8400が良いのはコア数だけ。
明らかに選択ミスw ショボーン(´・ω・`)
でも、まぁ、何はともあれ、これで、やっとストレス無く開発が出来るようになったので、めでたしめでたし。
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